スケッチ同好会



小田原・『根府川(ねぶかわ)』       令和元年9月13日



海辺のレストランで食事を終えて


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前日までの厳しい残暑とは打って変わり厚い雲に覆われて秋を感じさせる13日、小田原の『根府川』9名の会員参加の下にスケッチを行いました。当初計画の『深大寺』は乗り換えが多く最後にバスとは面倒で気乗りがしない(気持ちは分かります)、との湘南・横浜組からの声で場所替えを行った。代わりの『根府川』には会員の皆本さんのミカン山と山荘があり、小田原と遠方だが東海道本線一本で便利だという理由で決まったもの。最早そこにあるのは“芸術の・・・”などという高尚なものはなく、みんなが年老いて安易な方に流されたという事実のみ。これでは、「スケッチ同好会」の将来はどうなることか……。

『根府川』は芥川龍之介の短編『トロッコ』の舞台となった場所だそうで、またJR根府川駅は『関東の駅百選』に選ばれている海を臨む無人駅。“潮騒の駅”と呼ばれているように眼前には雄大な相模湾が広がり、のどかそのものです。しかし歴史を遡ると、ここは関東大震災の地滑りで進入中の列車が駅舎とホームもろとも海に流されて130名の犠牲者を出したという傷ましい大事故の現場でした。駅に着いて、思わず手を合わせました。

自宅から2時間強とは実に遠い。でも、この近くに住むKさんは同じ時間をかけてスケッチに毎回、参加いただくことを思うとある程度は我慢しなければ……、が、そのKさんは欠席だ。各自が好きな場所を求めてバラバラに別れたため、スナップ写真を撮りに回ることは止めた。急な坂道ばかりのこの町で、人を探しての急坂の上り下りは年老いた人間には余りにも酷だ。よって、今回は会員の皆さんがスケッチに打ち込んでいる写真は少ない。
皆本さんのご厚意で山荘に荷物を置いて海岸際のレストランに食事に行ったのだが、その道の凄いこと。人も通わぬ獣道で、藪蚊や蜘蛛の巣を払いのけて急な崖を枝や草につかまりながら15分かけて降りていく。まさにサバイバル訓練の様相。この歳になって命懸けの冒険をするとは、思ってもいなかった。帰りも同じルート、よくぞ無事に登り終えたものだと感心する。腰痛持ちの身でも、いざとなると何とかなったのが嬉しい。長老たちがお帰りになった後で、若手(?)のみによる山荘での二次会。大いに飲んで語り合い、実に楽しかった。
///////////////////////////////////////////////////////////////幹事・澤田 記


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今月のスケッチ作品集
根府川駅///平田 行雄さんの作品
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ここにご紹介している作品は偶々現地での時間内に描かれたままのものもあれば、自宅で更に手を入れたものもあります。 ご承知かと思いますが、作品の紹介にはその巧拙を競う目的はまったくありません。 参加者が一緒にスケッチを楽しんだ記念として掲載しています。