2024年度M友会総会



霞ヶ関ビルを眺む

令和6年度М友会総会は12月4日(水)、伏見博明さんのご紹介で、霞ヶ関ビル内の霞会館開催されました。

冒頭に浜口副会長より、参加者数74名、委任状提出者数359名の計433名 (総会員数654名の66%) をもって総会成立の説明がありました。
その後予定通り議事が進行して定刻に終了しました。

続く懇親パーティーは79名が参加して、賑やかなひと時となりました。


以下はその概略となります。


 
 
 浜口副会長より総会成立の説明
会長挨拶並びに運営報告

福田会長挨拶

皆様、本日はお忙しい中モービル石油М友会年次総会にご出席頂き大変有難うございます。

この素晴らしい会場で会合を開くことができますのはひとえに伏見さんのお口添えのお陰でございます。

心からのお礼を申し上げたいと存じます。
伏見さん、ありがとうございます。




М友会の現状や今年の活動につきまして述べさせて頂きます。
本日現在の会員数は冒頭ご案内がありましたように653名です。
年初683名でスタートし、3名の方の入会がありましたが、残念ながら32名の方々が逝去されました。
また1名の方が自主退会なさいました。
今年亡くなられた方のご芳名を読み上げさせて頂きます:

1月  山田久世、末廣興三
2月  時任立子
3月  山本守男、太田一馬、堀田昭子、前波俊彦、杉原泰馬、堀内隆、
    日比武、佐山功高
4月  中村博夫、小野普實郎
5月  西谷嘉彦、富田知美、北村義幸、宮原汎
6月  小山哲雄
7月  土屋明夫、木浪秀夫
8月  池田益春、松岡浪子、塙邦夫、高橋厚子
9月  垣見康久、滝沢弘治
10月 横山忠雄、内田俊夫
11月 楠守、川勝勇、石川卓司、渡瀬 輝雄

また以前に亡くなられていらして今年訃報を頂いた方が7名いらっしゃいます。

和久井美和子、塩島洋一、鈴木岳郎、吉井秀夫、片山由造、吉田和夫、水野基

以上39名の方々のご遺族の皆様に謹んで哀悼の意を表しますと共に、なくなられた方々のご冥福をお祈りしてご一緒に黙祷を捧げたいと存じます。
恐縮ですがその場でご起立をお願いします。
それでは、一同黙祷・・・・ お直り下さい。

おめでたい方では、今年1名の方々が白寿を、17名の方々が米寿を迎えられました。
これらの方々へは電話ではございますがお祝いを申し上げると共にお祝いの手紙に添えて金一封を送らせて頂きました。

 
 


すこしM友会を取り巻く環境、状況について述べさせて頂きます。

今年は昨年同様、世界的に観測史上で最も暑い1年になりました。
日本も「異例の」高い気温を記録しましたが、その後厳しい寒さが訪れたり、暑い日々が続いたり、寒暖差が激しい気候と なりました。 一日で15℃も変動するなどしました。

また資金に関してですが、 昨年までの過去の決算報告でも感じていらっしゃると思いますが、会社援助金が一人8,000円から3,000円になったことにより M友会の基金は毎年取崩しており厳しい資金状況となっております。

その様な状況を考慮し本部の活動は異常気象や経費削減を頭におき行われました。
状況に若干触れたいと思います。

年初に各同好会とも年間Planを策定し、状況を見ながらですが活発に活動を行うことができました。

例えば麻雀同好会が6月発足しました。 健康マージャンルールで和気藹々と楽しく行われています。 その後10月に行われ12月も予定されています。

また各同好会の活動は、会員数や実情を反映したものとなりました。
ゴルフ同好会は年2回都心から近くにありながら広大な緑に囲まれ横浜カントリークラブで 開催され、参加者数は44名でした。

囲碁同好会は毎回20名程度参加し日本棋院で月例会をしており、年4回プロ棋士による指導も受けています。 初心者やどなたでも参加できるよう幹事や先生のサポートも行われています。 終わったあとも楽しく談笑なさっています。

スケッチ同好会は、年6回行い48名の方が参加なさいました。 絵を描くだけではなく、みんなでお店に入って昼食をとったり、時にはお弁当を絵を描く 合間に食べたり、会話も楽しむ集まりになっています。

ウォーキング同好会は 毎月行い12月忘年会を含めて参加者は270名が見込まれて います。ただ平均年齢80歳となっていますので緑の中の散歩程度となっています。 最近はアフターもとても楽しい時間となっています。

また親睦会はМ友会の皆様がどなたでも参加できる大変楽しい会で、在職時の懐かしいことや現在の暮らし振りなどを楽しく語り合う場 となっています。

各支部の活動状況はこの後の各支部長からの発表に委ねる事とさせて頂きます。

これからも各同好会幹事共々創意工夫を凝らしながら充実した活動を続けたいと 思いますので、皆様方にはこれまでにも増して、積極的なご参加をお願い申し上げましてご挨拶と運営報告とさせて頂きます。

ありがとうございました!

会計並びに監査報告

早川会計委員より今年度の収支見通しの報告が行われた後、永倉監査役の監査報告を受けて満場一致で今年度の決算案が承認されました。

早川会計委員による会計報告
永倉監査役による監査報告

収支見通し要約 >

1

今年度の収入見通しは、M¥4,371(含む基金取崩M\1,937)でこのうち会社援助金はM¥1,977。

2

支出見通しは、M¥4,371で不足分は運営基金をM¥1,937取り崩し。

3

今年度末の運営基金は、前年度繰越M¥7,747、入会寄付金M¥20、
及び基金取崩M¥1,937を差し引いて合計M¥5,830となる見込み。



各支部活動報告

依田九州支部長
浜口中四国支部長
則本関西支部長


依田九州支部長
1月に福岡市中央区大名にある居酒屋「炉端Number Shot(なんば・しよっと)」、4月に中央区今泉に昨年新規オープンのレストランGrand Mirage「The Corner Room」、8月に博多区博多駅前のザロイヤルパークホテル福岡1F・中華料理レストラン「Precious Ono Hakata」、10月に博多区中洲の地鶏屋「亜門」と4回の親睦会を開催しました。来年も同様に4回開催する予定です。

浜口中四国支部長
9月にJRホテルクレメント高松で支部会を開催しました。8月のお盆明けに、モービルの後輩6名が夏休み旅行の途中で高松に寄ってもらえる嬉しい出来事もありました。

則本関西支部長
6月に「あべのハルカス」で「空からの展望」と「懐石ランチ」懇親会を開催しました。12月17日には大阪梅田にある「がんこ梅田本店」で第2回懇親会が開催予定です。来年4月には大阪・関西万博が開催されますので、是非お越しください。

中村中部支部長
7月に名古屋グランドホテルのレストランで懇親会、11月にトヨタ産業技術記念館見学とJRセントラルタワー13Fにある和食の店「えん」で懇親会を開催しました。

中川北海道支部長
10月にすすき野の居酒屋「海乃四季」で支部会を開催しました。昨年から北海道支部へ移籍してきた大島常時さんが90歳ながらお嬢さん同伴で初参加されたのは嬉しいサプライズでした。

中村中部支部長
中川北海道支部長


来年度役員人事および来年度運営計画

福田会長より2025年度М友会役員案の動議が出され、出席者より満場一致の承認を頂きました。

福田会長が退任されて委員となり、小嶋委員が後任として会長となりました。

小幡委員、小池委員、簗田委員、由本委員、早川委員が退任され、新たに内藤委員、猪村委員、松田委員が新任として就かれることになりました。

続いて、小嶋新会長より来年度の運営計画が以下の通り発表されました。

今年のM友会の活動予定について、「2025年度M友会同好会活動年間計画一覧表」を参照願います。
今後につきましても、これらの活動を継続していきたいと考えております。
また、これらの活動は、M友会からの補助と参加者の皆さんの会費にて成り立っています。
しかしながら、一方でM友会の運営資金は、2024年度収支報告のとおり、右肩下がりで減少してきています。
このような状況で、M友会の補助を減少せざるを得なくなってきているため、今後は、必要に応じ適宜、その補填に会費を増やすことで対応させていただきます。
皆様のご理解のほど、よろしくお願いいたします。

小嶋新会長の挨拶
 

「来年度役員人事」つきましては「事務局便り」を
「来年度運営計画」は「年間予定表」をご参照ください。



会社代表のご挨拶
常務執行役員 CHRO
布野 敦子様

会社側から、ENEOSホールディングス株式会社 常務執行役員 CHRO 布野敦子様にご出席頂き、代表してご挨拶と長期ビジョン・中期計画関連のご説明をいただきました。









まずはじめに、M友会総会の開催を心から祝福します

グループ運営体制について

・ 2024年4月からENEOSホールディングス(HD)の下、主要事業会社6社の新しいグループ運営体制に移行しました

・ 石油・石油化学・潤滑油事業などを扱うENEOS、石油・天然ガスの開発・生産およびCCS/CCUSを中心とした環境対応型事業を行うJX石油開発、金属事業を行うJX金属、素材事業を展開するENEOSマテリアル、電気事業を中心に展開するENEOS Power、再生可能エネルギー事業を行うENEOSリニューアブル・エナジーの6社が主要事業会社です

・ グループCxOを設置し、主要な事業会社に横串を通すことによって、グループガバナンスの向上を図っています


3次中計の進捗について(2024年11月13日公表)

・ 2023年5月に第3次中期経営計画(2023~2025年度)を発表しました

・ 2040年長期ビジョンは、「エネルギー・素材の安定供給」と「カーボンニュートラル社会の実現」を両立すること」

・ 「エネルギー・資源・素材の安定供給」という“今日のあたり前”を果たしながら、「カーボンニュートラル社会」という“明日のあたり前”につながるエネルギートランジションをファーストムーバーとして成し遂げたいと考えています

・長期ビジョンの下、スタートした3次中計は、3つの柱で構成されています

 1. キャッシュカウ(即ち、効率の良い)既存事業における「確かな収益の礎の確立」

 2. 今後もエネルギー・素材の主要なサプライヤーであり続けるための、 「エネルギーTransitionの実現に向けた取組みの加速」

 3.その大前提となる「経営基盤の強化」

・「確かな収益の礎の確立」においては、各事業におきまして、稼ぐ力を着実に強化しています

 > 製油所稼働については、計画外停止を低減させるという目標を掲げ、取り組みを進め、着実な改善がみられています

 > 機能材事業においても、低燃費タイヤの原材料などの戦略製品の販売数量を着実に拡大しています

 > 電気事業では最新鋭・高効率の天然ガス発電所である五井火力発電所が運転を開始しました

 > 再生可能エネルギー事業においても、発電容量を着実に積上げています

 > 石油・天然ガス開発事業では、インドネシアでの能力増強、マレーシアでの追加開発など、価値最大化に向けた取り組みを順調に進めています

 > 金属事業では、今後も高い成長が見込まれる半導体・情報通信分野において生産能力の増強を進めています

・ これらによって得られた原資を「エネルギートランジションの実現に向けた取組みの加速」に活用すべく、国のエネルギー政策の動向やグローバルなカーボンニュートラルに向けたトレンドを踏まえながら、次世代エネルギーの主役が見えてくるタイミングにおいて機動的に投資を実行できるよう、CCS (Carbon dioxide Capture and Storage/二酸化炭素回収・貯留技術)・再生可能エネルギー・SAF(Sustainable Aviation Fuels/持続可能な航空燃料)などの各領域において着実に取り組みを進めています

・ 組織・人材などの「経営基盤の強化」も、より一層、推進しています

・ 主な取り組み例:

 >HDとJX金属のさらなる企業価値向上のため、かねてよりJX金属の上場準備を進めていましたが、10月に東京証券取引所への上場申請を実施しました

 > グループ人材戦略においては、マネジメントの後継者育成計画、サクセッションプランの見直しに取り組み、この上期においては、経営人材を選任する仕組みを再構築しました

 > デジタル戦略でも、石油精製プラントのAIによる自動運転を開始するなど、今後もDXを推進し、継続的な事業変革、収益改善へとつなげます


株主還元について

・ 3次中計の堅調な進捗を踏まえ、株主還元の水準を引き上げ、2024年度の配当を年間26円と、4円増額することを11月13日に発表しました

・ 年間4円増額となる配当に加え、現在実施中の自社株買いを合算し、2023年度・2024年度平均での総還元性向は85%になる見通しです


長期ビジョン実現に向けた決意について

・ 「ENEOSグループ理念」の実現に向けた決意を言葉にして整理しました

・ 具体的には、「『今日のあたり前』を支え、『明日のあたり前』をリードする。」というもので、まさに私たちの存在意義そのものです

・ 変えてはならない大切なことを胸に、変えるべきものを大胆に変えていく、そのような改革にENEOSグループ一丸となって取り組み、先輩方が築いて下さった会社を更に発展させてまいります


先輩の皆様へのお願い

・ 今後とも、先輩として、株主として、また、お客様として、ENEOSグループと我々後輩を温かく見守っていただきますよう、お願い申し上げます

・ 最後になりますが、M友会の益々のご繁栄と皆様のご健勝を心より祈念申し上げます





 
質問をする猪村さん   質問をする浜口さん




参考公表資料:

2023年5月公表 ENEOSグ ループ長期ビジョンおよび第3次中期経営計画
ENEOSグループ長期ビジョンおよび第3次中期経営計画


2024年度第2四半期決算説明資料
2024年度第2四半期決算説明資料


以上で会議の部を終了し、午後5時から懇親会に入りました


懇親会の部



矢成さんによる乾杯の音頭で賑やかにスタート
 
 
 

 
司会の南さん

飲み物や料理を手に歓談の輪がすぐに広がり、そこここで「ご無沙汰していました」「お久しぶりです!」「お元気そうですね」等の会話が行きかい始め、お酒が入るに従って次第に熱気を帯びていきました。

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   


ここで、初参加された3名の方からご挨拶をいただきました

初参加の下山さん 初参加の名塚さん
   
初参加の小森さん 仲良く3ショット


そして、来期から新役員となる内藤さん、猪村さん、松田さんによる決意表明

内藤さん 猪村さん 松田さん



そして、お待ちかねのお楽しみ福引がスタート。
猪村さん、南さん、松田さんに進行を勤めて頂きました。

 
 福引き大会の始まり始まり~
 
3等賞 高橋さん 3等賞 永倉さん
3等賞 遠藤さん 3等賞 堀内さん
3等賞 内山さん 2等賞 福井さん
2等賞 鈴木さん 2等賞 岡さん
 
1等賞 赤岡さん


頃合いを見計らって来る年がМ友会と会員にとりまして益々素晴らしい年になる事を祈念しての一本締めです。

一等賞に当籤された赤岡充雄さんに音頭をお願いし、めでたく bil で〆て頂きました。


赤岡さんの一本締め


2025年の総会は12月3日に霞会館で開催を予定しています。
また大勢の皆さまのご参加を心よりお待ちしています。




                             記事・写真: 堀内 英樹