2023年度M友会総会



霞ヶ関ビルを眺む

令和5年度М友会総会は12月6日(水)、伏見博明さんのご紹介で、4年ぶりに霞ヶ関ビル内の霞会館開催されました。

冒頭に浜口副会長より、参加者数79名、委任状提出者数463名の計542名 (総会員数693名の78%) をもって総会成立の説明がありました。
その後予定通り議事が進行して定刻に終了しました。

続く懇親パーティーは86名が参加して、2019年以来となる久しぶりの再会に沸き立ち、賑やかなひと時となりました。


以下はその概略となります。


 
 
 浜口副会長より総会成立の説明
会長挨拶並びに運営報告

福田会長挨拶

皆様、本日はお忙しい中М友会年次総会にご出席頂き大変有難うございます。

この素晴らしい会場で会合を開くことができますのはひとえに伏見さんのお口添えのお陰でございます。

心からのお礼を申し上げたいと存じます。
伏見さん、ありがとうございます。





冒頭ご案内がありましたように本日現在の会員数は693名です。
年初718名でスタートし、4名の新入会がありましたが、残念ながら29名の方々が逝去されました。
ご芳名を読み上げさせて頂きます:

1月  野田春雄、 久米正一、 影山佳史
2月  野村捷爾、 松本哲夫
4月  古谷憲一、 光永栄助、 永井 浩、 吉村光男
6月  松本順子、 山谷満、 横田 靖、 笠原豊、 佐藤慶子、 田口一夫
7月  近藤 寛、 岸 紀比古、 斉藤洋一
8月  楳津英敏、 河村長宏、 浅野栄一
9月  草野洋久、坂本礼助、 西角英紀、 佐藤辰男
10月 村瀬慶十、 杉本信之、 山本成二、 児島由純

以上29名の方々のご遺族の皆様に謹んで哀悼の意を表しますと共に、なくなられた方々のご冥福をお祈りしてご一緒に黙祷を捧げたいと存じます。
恐縮ですがその場でご起立をお願いします。
それでは、一同黙祷・・・・ お直り下さい。

おめでたい方では、今年3名の方々が白寿を、21名の方々が米寿を迎えられました。
これらの方々へは会則に則りましてお祝いの金一封を送らせて頂きました。

また1月には2023年度版М友会会員名簿を皆様にお送り致しました。 お活用頂いていることと存じます。

さて、今年の総会は皆様ご存知の様に2019年の総会以来4年振りの開催となります。

 
 


2020年新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、日本では「新型インフルエンザ等感染症  (いわゆる2類相当)」に位置付けられ厳しい自粛余儀なく求められました。
それに伴いМ友会活動の自粛、2020年、2021年、2022総会の開催を見送りました。
今年の5月8日5類になり用心しながらも、ほぼ日常生活を取り戻した状況になったと思っております。
また今年は世界的に観測史上で最も暑い1年になりました。 日本も「異例の」高い気温を記録しましたが、その後厳しい寒さが訪れたり、温かい日々が続いたり、寒暖差が激しい気候となりました。

その様な状況でしたが本部の活動は通常通りに行われました。
状況に若干触れたいと思います。

年初に各同好会とも年間Planを策定し、そのPlan通りに活動を行うことができました。 各同好会の会員数や実情を反映したものとなりました。
例えば、ゴルフ同好会は年2回横浜ccで開催、囲碁同好会は毎回20名程度参加し日本棋院で月例会をしており、年4回プロ棋士による指導も受けています。
スケッチ同好会は6月には雨の為中止いたしましたが、12月も含め年5回行います。
ウォーキング同好会は毎月行い今年の参加者は266名、平均年齢78.5歳となっています。

また定例親睦会はМ友会の皆様がどなたでも参加できる大変楽しい会で、在職時の懐かしいことや 現在の暮らし振りなどを楽しく語り合う場となっています。

各支部の活動状況はこの後の各支部長からの発表に委ねる事とさせて頂きます。

これからも各同好会幹事共々創意工夫を凝らしながら充実した活動を続けたいと思いますので、皆様方にはこれまでにも増して、積極的なご参加をお願い申し上げましてご挨拶と運営報告とさせて頂きます。

ありがとうございました!

会計並びに監査報告

早川会計委員より今年度の収支見通しの報告が行われた後、永倉監査役の監査報告を受けて満場一致で今年度の決算案が承認されました。

早川会計委員による会計報告
永倉監査役による監査報告

収支見通し要約 >

1

今年度の収入見通しは、M¥4,687(含む基金取崩M\1,888)でこのうち会社援助金はM¥2,091。

2

支出見通しは、M¥4,687で不足分は運営基金をM¥1,888取り崩し。

3

今年度末の運営基金は、前年度繰越M¥9,199、入会寄付金M¥30、
及び基金取崩M¥1,888を差し引いて合計M¥7,341なる見込み。



各支部活動報告

中川北海道支部長
中村中部支部長
則本関西支部長

コロナ禍の収束と共に支部会活動も徐々に復活してきました。

中川北海道支部長からは、昨年10月以来となる7月に札幌パークホテル庭園バーベキューにおける支部会の報告がありました。

中村中部支部長からは、3年ぶりに2月に名古屋駅の「札幌かに本家」で開催された懇親会及び、11月に名古屋城本丸御殿見学とJRセントラルタワーズ「えん」の懇親会報告がありました。

則本関西支部長からは、9月に大阪梅田にある「がんこ梅田本店」で開催された懇親会の報告がありました。

浜口中四国支部長からは、3月と10月に高松で、5月と11月に広島で、それぞれ四国、中国に分けて支部会が行われた旨報告がありました。

依田九州支部長からは、1月にキャナルシティ近くの焼肉「バクロ博多店」、4月に中央区の「串焼・博多松介」、7月に博多区の「博多磯ぎよし下川端店」、10月に天神「台湾小籠包ソラリアプラザ店」と4回開催された親睦会の報告がありました。

浜口中四国支部長
依田九州支部長


来年度役員人事および来年度運営計画

福田会長より2024年度М友会役員案の動議が出され、出席者より満場一致の承認を頂きました。
金丸委員と松井委員が退任され、新たに南委員が新任として就かれることになりました。

続いて来年度の運営計画が発表されました。

金丸委員の退任挨拶 松井委員の退任挨拶 南委員の新任挨拶
     


「来年度役員人事」つきましては「事務局便り」を
「来年度運営計画」は「年間予定表」をご参照ください。



会社代表のご挨拶
執行役員 広報部長
布野 敦子様

会社側から、ENEOSホールディング株式会社 執行役員 広報部長 布野敦子様にご出席頂き、代表してご挨拶と長期ビジョン・中期計画関連のご説明をいただきました。











まずはじめに、4年ぶりのM友会総会の開催を心から祝福します。
現在、当社には旧MSKK出身の方が約150名(40歳代から)在籍し、活躍中です。

ENEOS社の長期ビジョンについて

・今年5月に2040年にむけた長期ビジョンをアップデートし、第3次中期経営計画 (2023-2025年度)を発表しました。

・2040年長期ビジョンは「エネルギー・素材の安定供給」と「カーボンニュートラル社会の実現」を両立することです。

・「エネルギー・資源・素材の安定供給」という”今日のあたり前”を果たしながら、「カーボンニュートラル社会」という”明日のあたり前“につながるエネルギーTransition をファーストムーバーとして成し遂げるという強い意志の下、『第二の創業』と言うべき新たな挑戦を行っていきます。


第3次中計について

・長期ビジョンの下、スタートした3次中計は、3つの柱で構成されています。

1. キャッシュカウ(即ち、効率の良い)既存事業における「確かな収益の礎の確立」

2. 今後もエネルギー・素材の主要なサプライヤーであり続けるための、 「エネルギーTransitionの実現に向けた取組みの加速」

3.その大前提となる「経営基盤の強化」


具体的には、

(1)「確かな収益の礎の確立」においては、前中計(2次中計)で課題となった製油所稼働について、優先度をつけたうえでリスク対策を講じた結果、大幅な改善がみられています。また、既存事業の収益改善・コスト削減・資産効率向上の取組みにより、昨年度から23年度上期までの間に、累計200億円超の効果を生み出しました。

(2)これらによって得られた原資を「エネルギーTransition の実現に向けた取組の加速」、再エネ・SAF(Sustainable Aviation Fuels 持続可能な航空燃料)・水素・低炭素液体燃料)・CCS(Carbon dioxide Capture and Storage 二酸化炭素回収・貯留技術)・森林吸収などの事業育成を着実に進めていきます。 例えば、今年の10月に石油精製機能を停止した和歌山製油所は、今後SAFをはじめとする新しいエネルギーを生産するグリーントランスフォーメーションのモデル拠点とする予定です。

(3)また、2024年度においては、組織・人材育成などの「経営基盤の強化」をより一層進めることとしています。事業の分社化を進め、電気・都市ガス事業、再エネ事業、素材事業を担う3社をENEOS HD傘下の主要事業会社として位置づけます。 これにより、HDの主要事業会社は、現行の3社から6社となり、各社が成長戦略と資本効率を追求する自律型経営のもと、各事業における競争力を強化するグループ運営体制へと移行いたします。


長期ビジョン実現に向けた決意について

「今日のあたり前」を支え、「明日のあたり前をリードする」決意です。

・変えてはならない大切なことを胸に、変えるべきものを大胆に変えていく、そのような改革にENEOSグループ一丸となって取り組み、先輩方が築いて下さった会社を更に発展させてまいる所存です。

・おそらく、今後、5~6年は、会社にとりまして、将来の事業に向けた仕込みの時であり、成果の見えない我慢の時になると覚悟しております。


先輩の皆様へのお願い

・今後とも先輩として、株主として、また、お客様として、ENEOSグループと我々後輩を温かく見守っていただきますよう、お願い申し上げます。

・最後になりますが、M友会の益々のご繁栄と皆様のご健勝を心より祈念申し上げます。


参考公表資料:

2023年5月11日公表 ENEOSグ ループ長期ビジョンおよび第3次中期経営計画
ENEOSグループ長期ビジョンおよび第3次中期経営計画


2023年度第2四半期決算説明資料
2023年度第2四半期決算説明資料


以上で会議の部を終了し、午後5時から懇親会に入りました


懇親会の部



島本さんによる乾杯の音頭


懇親パーティーは島本忠男さんによる乾杯の音頭で華やかにスタートしました。

続きまして、今回が初参加となります5名の方々に壇上でご挨拶をいただきました。

     
松崎浩さん 猪村浩さん 花澤徹さん
     
   
松田東子さん 南勇司さん

飲み物や料理を手に歓談の輪がすぐに広がり、そこここで「ご無沙汰しました。」「お久しぶり!」「お元気そうですね。」等の会話が行きかい始め、お酒が入るに従って次第に熱気を帯びていきました。

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   




宴もたけなわになり、次第に着席者が増えだした頃皆さんお楽しみの福引がスタート。
松井さん
が幹事、アシスタントは富樫さん、小嶋さん、南さんに勤めて頂きました。

 
 福引き大会の始まり!
 
 
 福引き当選者の皆様で祈念撮影




頃合いを見計らって来る年がМ友会と会員にとりまして益々素晴らしい年になる事を祈念しての一本締めです。 一等賞に当籤された小池 政彦さんに音頭をお願いし、めでたく bil で〆て頂きました。




小池さんの一本締め




            記事・写真: 堀内 英樹