<7月16日は京都・祇園祭の宵山と暑気払い>
関西支部の7月行事は、16日の京都祇園祭・宵山での、午前の「山鉾乗り込み」と、市内散策のあと、夕刻からの「がんこ高瀬川二条苑」での「暑気払い」を行うのが恒例です。今年は前月からの天候不順が続き前日も小雨が降り、当日の天気が心配でしたが当日の京都は快晴、但し市中の気温35度℃を越す猛暑でした。そんな暑さの中、参加して祇園祭宵山を楽しんだのは服部、山口芳、篠田、篠田F、楫、斎藤、則本、小野寺、山口俊、足立、松井、井本(敬称略・順不同)、ほか関東から立石さん、二子石さん、田原さんがゲスト参加して頂き、計15名でした。以下は主な行動の報告です。
<山鉾めぐりと乗り込み>
10時、集合場所の地下駅。阪急電車四条烏丸駅を出発しました。地上に出ると四条通りの東側には山鉾巡行の先頭を務める長刀鉾が、西側には函谷鉾が駒形提灯やゴブラン織りのタペストリーに飾られて聳えています。函谷鉾の前で「さあ、出発」と集合写真です。ここから月鉾、舟鉾、岩戸山、綾傘鉾、鶏鉾、順に観察しながら進んで菊水鉾に到着します。菊水鉾でお守りの粽(ちまき)を求めて鉾に乗り込んで通りを見下ろして、ひと時、祇園祭を始めた昔の町人(ブルジョア)の気分に浸りました。鉾や山は、まだまだ沢山あるのですが、鉾めぐりは此処までとしました。
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くじ取らずの函谷鉾(かんこぼこ)いつも2番巡行 |
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船鉾 |
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綾傘鉾 |
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菊水鉾に向かいます。町行く人はみんな外国人。 |
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菊水鉾にお登り。運がつきますよーに。 |
<創業400年・町家手拭の老舗・永楽屋>
織田信長も使った、と言われる老舗の手拭・永楽屋は手拭の美術館でもあり、その歴史と陳列に圧倒されます。気に入ったデザインの手拭は部屋の飾りにもなります。今年の新デザインは如何に、と立ち寄るのが定番です。近くには200年の歴史を持つ、お茶の伊右衛門(福寿園)もあります。
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手拭いの「永楽屋」ちょと見てこか |
<錦市場をパス、おばんざい「鴨川弁当」の昼食へ>
暑さで歩行が遅れ気味になったので、全長390メートル、国内外の観光客が押しかけ、通勤電車並みの人出の京の台所「錦市場」を省略し、河原町四条上ル一筋目の翔風楼に向かいました。ここで「おばんざい」を盛り込んだ「鴨川弁当」で昼食です。
「おばんざい」とは、京野菜などを使った京都の極く普通の日常食のことです。
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お昼ごはんどすえ |
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ハラヘッタナー よー歩いたわ しんどいねん |
<京都御所の周囲を一巡り>
まずはお庭拝見です。この庭は高瀬川の源流であり、日本一のお化け灯篭が聳え、加茂川が見え、大文字が見える400年の歴史を持ちます。お庭拝見の後、4時半から庭に面した座敷に上がって、暑気払いです。立石さん、二子石さん、田原さんの自己紹介で始まり、舞妓さんの踊りやお酌、会話で盛り上がり、6時半、「スリー・チアー・フオア・M友会」のエールの合唱でお開きとしました。
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「ご馳走やねー」江戸時代に造られた庭園観ながら |
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がんこ高瀬川二条苑の高瀬川源流庭園
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「かんぱーい」 |
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「よーおこしやす 富千英ともうします よろしゅうにおたのもうします」 |
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月はおぼろにひがしやま |
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だらりいの帯よー |
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「よろしいおすなあ」 |
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きょうのきれいどころ |
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