例会に先だち、前期の名人戦リーグの成績優秀者の表彰が行われました。

昨年の７月より１２月までの長期にわたりM友会第３３期囲碁名人戦リーグは 名人位獲得を目指して熱戦が繰り広げられてきました。 序盤戦のはじめは比較的大きな変動はありませんでしたが、序盤戦の後半より桜井さんがあれよあれよという間に勝ち星を重ね一団から抜け出しトップに立ちました。

（左）前名人の半田さん、（右）新名人の桜井さん

その後は独走態勢のまま中盤戦、後半戦と勝利を重ねて、そのまま優勝の栄冠を手中にしました。 最終結果は「１８勝５敗」、勝ち越点「１３」、勝率「７８．３％」という素晴らしい成績を残しました。

準優勝には終盤で勝ち星を伸ばしました安藤さんが「１５勝６敗」、勝ち越点「９」、勝率「７１．４％」で入りました。 続きまして、佐々木さんと半田さんが「１３勝６敗」、勝ち越点「７」、勝率「６８．４％」で並びましたが、直接対決ルールにより、佐々木さんが３位に入賞と決まりました。

準優勝の安藤さん		三位入賞の佐々木さん

桜井さん、 優勝並びに名人位獲得おめでとうございます。以下は新名人のコメントです。
「毎月１回の同好会を楽しみにしております。前期は調子が良く、まぐれで優勝出来ましたが、今後も勝ち負けに拘らずのびのびと打ち、楽しみたいと思います。宜しくお願い致します。」
桜井　治

大寒を目前にしては暖かな日差しのある１月１８日（木）、月例会がいつもの日本棋院有楽町囲碁センターにおいて、午前１１時から開かれました。 参加者は桜井Ｍ友会新名人をはじめとし、半田、福岡、安藤、佐々木、 山岡、佐々木（裕）、遠山、手塚、佐々木（聖）、石黒、佐藤、甘利、小池、 伊佐地姉妹の皆さん、総勢１６名でした。

対局風景（左）佐藤さん、（右）福岡さん		対局風景（左）佐々木さん、（右）山岡さん
先生の甘利さん（右）の指導を受ける伊佐地さん		新年会風景

今年初めの月例会とあってヤアー、ヤアーと和やかな挨拶のあと、前期の第３３期M友会名人戦リーグの成績優秀者の表彰式が始まり、式終了後、早速、碁盤を囲み対局が始まりました。 本日は新年会もあり、午後３時半解散となりました。新年会には１３名が参加し乾杯のあと、名人戦の話やプロの碁界の話、菫ちゃんの韓国転籍等の話題で盛り上がる中、帰りのラッシュ時を避けるために５時にお開きとなりました。

このリーグ戦は６月までの半年間にわたる長期戦の結果、優勝者が決まり、新名人が誕生するというM友会ならでの親睦と楽しさを併せ持つ名人戦リーグといえます。 今期はまだ始まったばかりの段階ですが早くもあちらこちらで熱戦が繰り広げられていました。

対局風景（左）佐々木（裕）さん、（右）桜井さん

ご参考までに現時点の成績は佐々木（裕）さんが「４勝０敗」と早くも飛び出し2位以下のグループに頭一つの差をつけています。

因みに２位グループは「３勝０敗」で遠山さん、手塚さん、安藤さんが一団をなしています。この結果は果たしてリーグ戦の行方を暗示しているのでしょうか。

勿論、まだまだ始まったばかりの段階ですので、今後の予想は全くつきませんが、今期は棋力の向上が目覚しい方が多く、又、今期より持ち点が新しく改正されました方もあり、以前にもまして波乱含みの楽しいリーグ戦の展開が期待されます。対局中の凛とした雰囲気の中、皆さんの秘めたる意気込みがそこはかとなく伝わって来るようでした。

対局風景（左）佐々木（聖）さん、（右）手塚さん、 （奥左）遠山さん		対局風景（左）遠山さん、（右）桜井さん

次回の月例会はいつもの日本棋院有楽町囲碁センターにおいて
２月１５日（木）、１１時集合です
尚、対局は１０時半からできますので、皆様のご参加をお待ちしています。
　
「碁に夢中　認知症も　寄り付かず」（囲碁川柳集より）

２０２４．１．２７　　　　安藤　満彦