木々の緑が一段と鮮やかになってきました５月１８日（木）、例会がいつもの日本棋院有楽町囲碁センターで開かれました。 参加者はコロナ対策のため、受付で検温、手指の消毒後に当会専用の会場に入室し、定刻の１１時までにほぼ全員が揃いました。

参加の皆様はこよなく囲碁を愛する方々、半田Ｍ友会永世名人をはじめとし、安藤、山岡、佐々木、藤井、遠山、佐々木（聖）、桜井、佐藤、小池、甘利、伊佐地姉妹の皆さん、総勢１３名でした。 中には開始時間よりも早く集合し、早くもパチリパチリと対局を楽しんでいる方も見受けられました。

全　体　風　景

対局風景（左、山岡さん、右、佐藤さん）

この例会は自由対局ですが、月例会の対局結果は名人戦の成績に反映されることもありまして、参加の皆様たちは和気藹々の中にも凛とした雰囲気の中、それぞれ対局相手を変えて４〜５局あちらこちらで熱戦を展開していました

又、囲碁を勉強中の伊佐地姉妹には今回も多くの方が先生役を務めていまして、ご両人の上達の手助けとなっています。 本日も帰りのラッシュ時を避けるため、１５時過ぎには解散となり、それぞれ家路に向かいました。

対局風景（左、半田友会永世名人、右、甘利さん）		伊佐地姉妹に指導中の（左、小池さん、右、藤井さん

対局風景（左、桜井さん、右、佐々木さん）

今年の１月から始まり、長かった名人戦リーグはいよいよ終盤戦に突入し、 ゴールの行方も気になる頃となり、星争いも一段と熱を帯びてまいりました。

今期の名人戦は最後の戦いであります来月の月例会を残すのみとなってまいりました。 現時点でのトップは半田Ｍ友会永世名人が中盤戦より着実に勝ち星を重ね、勝ち越し点「１２」（１４勝2敗）と独走態勢に入っています。

対局風景（左、半田M友会永世名人、右、遠山さん）		対局風景（左、佐々木（聖）さん、右、山岡さん）

続きまして、佐々木（聖）さんが先月より星を伸ばして、勝ち越し点「９」（１２勝３敗）で二番手を確保しています。三番手以下はいずれも僅差で続いており、終盤戦で巻き返しを図ろうとしている古豪、強豪、新鋭がひしめいており、ゴール直前の追い込みが一段と白熱化することが予想されます。最後の勝負どころの展開が楽しみになってまいりました。

次回の月例会はいつもの日本棋院有楽町囲碁センターにおいて
６月１５日（木）１１時集合です。
尚、対局は１０時半からできますので、皆様のご参加をお待ちしています。
　
「碁に夢中　認知症も　寄り付かず」（囲碁川柳集より）

２０２３．５．２６　　　　安藤　満彦