中部支部便り (会員数:30名)


中部支部 板取川鮎料理&「モネの池」日帰りドライブ


 2019年8月22日(木曜日)、中部支部は、岐阜県関市の長良川支流板取川にレンタカーで日帰りドライブに行きました。 このところはっきりしない天候が続いていて雨が心配されましたが、当日は薄曇り時々晴れの好天、名古屋駅前を9時半にスタートし国道22号線を北へ向かいました。 長良川を渡り岐阜市を抜けて関市に入ってから道路は右手に蛇行する川に沿って、時に狭くなりまた広くなり、民家もまばらに。関市とはいえ、イタドリという地名が示すようにここ旧板取村は面積の99%を山林が占める山村で、欅、ヒノキ、スギなど山々の緑がひときわさわやかに映ります。清流の中、大岩が目立つ淵では、水遊びをする家族連れ姿がところどころに見られました。

車内は、慣れないナビと格闘しながら片道2時間70キロ、日韓情勢や医療制度、女子全英オープンの渋野プロ快挙など話をしながら、目的地の洞戸観光ヤナに到着しました。 見たところ200人は収容できる大型の鮎料理店は夏の終わり家族サービスもあってか、 おおむね満員でしたが、わたしたち4人は大川を前にした景色のいい窓際に陣取り、甘露煮・一夜干し・塩焼き・みそ味の鮎尽くし、仕上げはこれも鮎の雑炊を賞味しました。 食後、河原に降りてヤナを背景に記念撮影をしたあと、「モネの池」に向かいました。

「モネの池」は、もちろん通称で、睡蓮の絵をたくさん描いたクロードモネという画家の絵に似ているということで、4年前からSNSで有名になり多い日には1日3,000人もの観光客が押し寄せた地産の名勝です。もともとは、神社の前の200坪ほどの荒れた池を 地元の花屋さんが手入れしスイレンを投げ込んだところに、これも近隣住民がコイを放ち、たまたま、水が養分の無い湧き水で微生物が育たないことから透明できれいだということで写真家が紹介し、観光客が増加して、世界的な名称を冠にいただくようになったそうです。 おかげさまで神社の賽銭も板取川商店街の売り上げも増え、平日の昼下がりのこの日も 観光客は150人くらい、中には中国語らしい言葉が聞ける池のほとりでした。

モネのあとは板取川中心街まで脚を伸ばし、いきあたりばったり、チェコ料理を看板に出す喫茶店で一服、心酔するプラハに毎年行くという板取の女店主とエールを交したのち、帰りは、長いトンネルを東に抜け郡上八幡を回って東海北陸自動車道で2時間、名古屋駅前に午後5時半ぴったりに到着し、年末の再会を約して解散しました。



 
 
 
 
 参加者(敬称略、左より) 土屋、坂井、大竹、中村
 
 
 
 
 
 
 


2019.08.26
   写真・文 中村建男