最終更新日 : 2026年3月1日
あなたは 人目の訪問者です。
弥生の候、少しずつ春めいてきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
2月に入って、全国的に気温は平年並みでしたが寒暖差が大きく、日本海側では大雪・吹雪が続き、
積雪による被害が各地で発生しました。
一方、太平洋側では、降水量が少なく乾燥状態が続き、東京では2月11日に11月27日以来
40日ぶりにようやくまとまった雨が降りましたが、その後も少雨・乾燥が続いています。
3月は、ほぼ全国的に気温が高めで、春の訪れは順調の予測ですが、日本海側では曇りや雪
または雨の日が多く数日の周期で天気が変わり、太平洋側では晴れの日が多い見込みとのことです。
3月に旬を迎える魚の一つに、「春告魚(はるつげうお)」といわれる「さより」があります。
流麗な姿で、良質なたんぱく質が豊富で脂肪が少なく、飲酒時に発生する有害物質アセトアルデヒドの
分解を助けるナイアシンを含んでいるので、お酒のおつまみとしてもお勧めとのことです。
私は、その容姿の美しさもさながら、繊細で上品な味が大好きで、チャンスがあれば、お刺身で食しています。
寒い時期に気を付けたい病気に、低体温症があります。
低体温症は、臓器などの深部体温が35℃以下になることで、程度により次のような症状を呈するとのことです。
-軽度: 深部温度が35℃~32℃で、体が震える、呼吸数が増加する、心拍数が増加するなど。
-中等症: 深部温度32~28℃で、震えはなし、呼吸数の低下、心拍数の低下など。
-重度: 深部温度28℃以下で、筋硬直、呼吸停止や心停止することもある。
2023年の低体温症による死者数は1354人で、同じ年の熱中症による死亡者1651人を少し下回っていますが、
年によってはその人数が逆転することもあるとのことです。
また、65歳以上の高齢者がその約60%を占めており、加齢により、基礎代謝が低下し熱を生み出しにくい、
また、温冷感が鈍くなり寒さに気が付きにくい、ことがその理由です。
低体温症の発生場所は、屋内が約80%、屋外が約20%で、圧倒的に室内が多く、室内温度が5℃以下では、
特に注意が必要になります。 冬の日本の住宅は一般的に寒く、日本の家の居間の平均室温は16.8℃、
寝室の平均室温は12.8℃、脱衣場の平均室温は13.0℃ですが、一方、WHOが推奨している冬の最低室温は
18℃となっています。
室内温度を高めるには、壁・天井・ガラス窓などの断熱性能を高めることが大切ですが、コストがかかるので、
通常は簡単には実施できません。 比較的容易な対策としては、下記などが考えられます。
-部屋間の温度差: 小型ヒーターなどを活用して部屋間の温度差を減らす。
-朝晩の温度差: 朝と晩では平均3.0℃の差があるので、朝布団から出る前に、暖房器具を用いて部屋を暖める、
また、布団をはぐ時に温度差が生じるので、特に高齢者はゆっくりと布団から出る。
-上下1Mの温度差: 胸元よりも足元の方が平均3.1℃低いため、靴下や電気カーペットを活用する。
このような低体温症のリスクを把握し、体調を適切に管理して、もうしばらく続く冬を乗り切りましょう。
会長 小嶋信彦
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