最終更新日 : 2025年11月1日
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霜月の候、紅葉の時期にもなりつつありますが、いかがお過ごしでしょうか。
今年の10月は平年と比較し、季節が一か月程遅れたように、中旬まで全国的に高温傾向が続きましたが、
下旬以降は、急速に季節が進み、秋が深まりました。 11月は、大陸から冷たい空気が流れ込み、
突然冬が来たかのような寒さになることもあるようで、秋らしい秋は短く感じられるようです。
さて、牡蠣(真牡蠣)は、かねてより「R」のつく月がシーズンとされており、寒い時ほどうまみがのっておいしくなります。
逆に、夏場は産卵の時期のため味が落ち、海水の温度が上昇するため、貝毒による食中毒のリスクが上昇すると言われています。
ところが、昨今は「R」のつかない月でも、生の真牡蠣を食べられるようになりました。 養殖技術の進歩により、
産卵期をコントロールしたり、「三倍体」と言われる産卵しない品種の開発、また、鮮度や安全性を保ったまま輸送できる
クール便などの運送技術の発達も、通年で真牡蠣を楽しめるようになった要因とのことです。
但し、私はかつて酢牡蠣を「おいしい、おいしい」と言って何人前も食べた挙句、2日間ほどトイレから離れられず
ひどく苦しんだ覚えがあるので、生牡蠣を食べる時は控えめにするよう心掛けています。
例年、インフルエンザの流行は11月下旬~3月頃が中心とのことですが、今年は10月に入ってから徐々に
患者数が増加しており、例年より流行が早まっているようです。
インフルエンザに限らず、感染症の予防には、「手洗い・うがい」「マスクの着用」「室内の換気」「十分な睡眠と休養」などが有効です。
特に、高齢者や基礎疾患のある方が感染すると、重症化するリスクが高まるので、高齢者と会ったり、大人数で集まったりするときは、
マスクの着用を含めた感染症対策が必要です。 インフルエンザの予防には、ワクチン接種が効果的で、重症化を防ぎますが、
効果がでるまでには接種から2週間程度かかります。 尚、インフルエンザと新型コロナウィルスは、発熱、咳、喉の痛みなど
症状が似通っているため区別がつきにくいので、検査をする場合は両方を同時に行うことも可能です。
また両方のワクチンを同時に接種することも可能とのことです。
色々な感染症が流行していますので、適切に対策を講じ、この季節を乗り切りましょう。
会長 小嶋信彦
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